小林英治建築研究所
建築物
大泉学園の家
2007年 東京都練馬区
木造2階建て
93.37m2(28.24坪)
【建築家のコメント】
この住宅は、プロデュース会社を通じて建築家参加型の建売住宅を設計して見ないかとの誘いに応じて出来た住宅です。通常は施主がいて、その求めに応じて設計していたものですが、今回は何処のどなたが買われるか判らず、子供が居るのか居ないのかも判らず、一通りこちらである設定をしたものの「誰からも気に入ってもらえる」といった中庸を得た住宅となったのも止むを得ない事であったと思います。通常の建売住宅としては、外観に黒色をもって来る事はかなりの冒険だったと思いますが、設計者の我がままを建売業者さんの御理解で出来たものだと感謝しています。「光と風と緑のある家・大泉学園からモダンな風を・・・」を基本コンセプトにしました。リビングを2階に持っていく逆転プランを採用した結果、直角三角形の屋根の形がそのまま室内に現れ、のびのびとした大空間のリビングを作る事が出来ました。現在は住み手も決まり、ようやく住宅としてこれから長い間、施主と共に良い歳を重ねて欲しいと願って止みません。
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