小林英治建築研究所
建築家のエッセイ
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1999.11.4 (家づくりの会窓口日誌に記述)
ある友人が夜耳鳴りがして良く眠れないと言い、どうも男性の更年期障害のようだと言うので「出るものも無い男性だから、それは無いだろう。そんな女のような事を考えるから体も似てくるのだ」と鼻で笑っていたら、私も夜中にパッチリと目を覚まし2・3時間起きている事が多くなった。

そんなある日サウナでスポーツ新聞を読んでいたら、耳鳴りや不眠が続くのはやはり男性の更年期障害だと載っていて、病院で男性ホルモンを注射してもらえばイッパツで治ると書いてあったので、早速次の日某大学病院に行き、男性ホルモンを注射して欲しいと頼んだら「何か、性衝動に変化がありましたか?」と問われるので、少し見栄を張ってそんな事はありませんと答えたら、それじゃ心配無いとけんもほろろだった。それでもと食い下がりせめて検査して欲しいと頼み、結果は後日知らされた。成人の男性ホルモンの数値は13.?だが、あなたは10.?ですと言う。あぁそうですかと何の事か解らなかったが、よくよく考えてみると約1/4(25%)も無いのだとその事に気づき愕然として、是非男性ホルモンをと頼んでみたが「歳相応だと思う」と注射を打ってくれない。

以後、男で無くなった様な不安でさらに眠れなくなり、検査した事を後悔したが、よくよく考えてみると私には胸毛の一本も無く脛毛も毛深くないので、元々男性ホルモンが少ない性質だったかも知れないと一人合点した。先のスポーツ紙によると、モンゴルだったかあちらのボクサーは羊の睾丸を食べて男性ホルモンを補って戦っていると書いてあった。かなり食指が動いたが、それでも私には必要無さそうだ。何故なら、子供の時から虚弱体質だと言われながらも、あっちの方は強いのだから。アッハッハ〜。


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